深く静かに睡眠せよ!

バックパッキングの醍醐味の一つにテント泊があります。
ここではテントと寝袋について紹介しましょう。


 屋外でテントを張って一夜を過ごす、やった事の無い人にとってはとても勇気がいると思いますが、実際にテント泊をやってみると、これ程までに前向きな遊びは無いと驚きます。
 バックパッカーの背負っている荷物の半分は、この休息に関する道具だと思って構わないと思います。テント、寝袋、寝袋マット、この3点がテント泊の基本セットとなりますが、実際にはこれに足したり流用する道具もあります。
 では順番に道具を紹介していきましょう。

主力個人用テントゴアライト  ICIスポーツで購入したゴアライトテント(2〜3人用)を使用しています。94年の冬に購入したものですが、現在でもバックパッカーの主力テントとして流通しています。その軽さと収納時のコンパクトさに惹かれますが、ゴアテックスの快適さや堅牢さを考慮すると、かなりお買い得なテントだと思います。
内部天井にライトを吊るす紐が付いていないのですが、最近のモデルでは復活したと聞いています。僕はガスランタンを利用しているので、吊るすのはちょっと怖い気がしますが・・・。
 現在では他社でも同じ様な素材・形状のテントが出ていますので、デザインや機能で選んで問題無いと思います。
実際はこんな感じ  何度かテント泊を経験してくると、寝る位置や道具の配置も同じ場所になってきます。こうなると何が何処にあるのかはっきりと分るので、暗闇でもゴソゴソやってれば大抵は見つかります。
 一応何かあったときの為にヘッドライトは近くに置く方が無難ですが。
 基本的に僕は入って左側に寝る様に道具を配置して、右側に道具を持ってきます。1〜2人用テントだともう少し狭いですが、基本的にこれで大丈夫でしょう。
 ただし、当然テント壁は迫ってくるので火気の取り扱いは気をつけないと危険ですね。テントは火がつくとあっという間に火だるまになると思いますので、注意しましょう。
寝る時も片付けないっす(爆)  寝る時もストーブ(ガスのコンロの事です)やランタンは出したままになりますが、消灯直後はまだ熱いので、気をつけないと火傷をしたりします。冷えるまではそれを意識して使わないと、後で哀しい思いをしますよ。(汗)
 なお、枕は服や小物を袋に詰めて、それにタオルを巻いて寝てます。実は家でも枕にタオルを巻いて寝ているので、テント泊をしても全く違和感無く寝ることが出来ます。
 ちなみに、手前に写っている青い物体は60gメインザックです。
 その他の器具については別に説明しましょうか。
 さて実際に使っている寝袋ですが、上の写真に写っているのは前述のICI石井スポーツのコスモライトと言う寝袋です。
 化繊のものでは収納時に一番コンパクトなモデルを選んで買いました。勿論3シーズン用(と言うか夏山専用?)ですので、冬のバックパッキングで使った時は相当寒かった覚えがあります。
 現在では第一線を退役して、その余生を自宅で送っています。
 また、初めてのバックパッキングの時に、ランタンで側面を溶かした寝袋がコレです。化繊の弱さを見せ付けられましたが、穴が開いても中綿が出てくる訳でもなく、全く問題になっていません。流石は実用一本主義の道具と言う感じがしますね。(汗)
 こちらは厳冬期用の寝袋です。化繊と違って羽毛なのでかなり高価になりますが、その暖かさは保証できます。それに何と言っても収納時のコンパクトさは化繊のそれと較べようが無いほど優れています。
 その代わり水濡れには大変弱く、一度濡れてしまったらそう簡単に乾きませんし、乾いても元の保温力は戻る事がありません。その為、単体で使わずにシュラフカバー(後述)を使って極力濡れたり汚れたりするのを防ぐ必要があります。
一番の大敵は自分自身の汗とか脂の汚れなんですが、これは僕みたいに毎日使ったりしなければそんなに気にしないで良いと思います。逆に他人の寝袋を使って汚れが気になる時は、インナーシーツ(後述)を使うと良いと思います。
 テントの中には、ボトム(底)に薄い銀シートを防水の為に敷き積めます。テントのボトムはただのナイロンなので、雨などが降らなくても地面に接地するだけでも湿ってくるのです。
 銀マットを敷いたら、その上に毛布かタオルケットを敷き詰めると地面のゴツゴツした感触が和らぎます。また、冬ならば底冷えを少しだけ防ぐ事も出来ますので、面倒がらずに敷きましょう。2枚重ねならどんな状況にも安心です。
 銀マットは登山用品店かアウトドアのコーナーで大き目のものを買いましょう。僕は毛布の代わりに米軍ポンチョのライナーを敷いています。(米軍払い下げの店で良く見かけます)


 インナーシーツとシュラフカバーは、最初は無くても良いアイテムです。しかし、長くバックパッキングをやっていると、これの恩恵に預かる事もあります。
 それでは、シュラフ以外のアイテムを紹介していきましょう。

                 
                  
                  
シュラフカバー
インナーシーツ
寝袋マット
 寝袋の外側に被せる形で使い
ます。その時にカバーのファスナ
ーから先に閉じて、それから寝袋
のファスナーを閉めると、完璧に
ミノムシになれます。
 若干の保温効果があるので、
寒い時に使う事もあります。
 汚さない為のシーツと言うより、
防寒の意味でお勧めしたいアイテム
です。実際触ってみるとフカフカな
感触がします。化繊ですから水洗い
する事も出来ます。カバーと組むと
簡易シュラフになります。
ファスナーが無いので軽いです。
 寝袋で寝る時に必ず必要なマット
ですが使わない人が多いそうです。
 いくら羽毛の寝袋を使っても、
地面からの冷えを防げませんので、
何らかの形でマットを使用します。
 折り畳み式のマットを使用してい
ますが、ロールマットが一般的に
は手に入りやすいと思います。